[2024.08.01]
【本セミナーの目的】
本セミナーでは、論理学の第一人者、野矢茂樹 東京大学大学院 名誉教授から「論理的な文章を書く力を鍛えるヒント」を学びます。
【受講いただきたい方々】
IR業務の担当者、IR部門責任者を含め基礎から最新情報の習得を希望する方々の受講をお奨めします。
グローバルな情報発信においては、異なる言語やコミュニケーションスタイルを持つ読み手を想定し、誤解が生じない文章を書く必要があります。そこで求められるのが「論理的に書く」スキルです。
海外投資家向けIRにおいて、海外投資家にとって明快な英語に翻訳するためには、伝えたい論理を、日本語の文章の段階で文字として書き切ることが不可欠です。セミナー中の題材は日本文になりますが、「英文を書く、または翻訳する」うえで役立つ、ぜひ知っておいていただきたい内容をご紹介します。
※本セミナーは、海外投資家に「伝わる」英語表現習得を目指すものであり、東証の英文開示要請や海外投資家が投資判断のために期待する開示項目などの詳細解説ではございません。
2024年8月20日(火) 13:00~15:40 会場参加またはZoomウェビナー+オンデマンド
お申し込み・詳細:一般社団法人 日本IR協議会オフィシャルサイト
申込締切: 2024年8月9日(金)
【2024年度 第2回セミナー プログラム】
■テーマ:海外投資家に「伝わる」情報開示において大切な論理的思考
第一部:
「プレインランゲージ(PL)の基本概念」の再確認と「論理」について (講師:(株)エイアンドピープル)
プレインランゲージの基本概念の復習と、グローバル時代の情報発信に求められる「論理」との関係についてご紹介します。
第二部:
ただ数値の報告だけでは伝わらない。「伝えたいメッセージ」を確実に投資家に伝え次のアクションにつなげるには? 論理思考の紹介 (講師:東京大学大学院 名誉教授 野矢 茂樹 氏)
論理的な文章を書く力を鍛えるヒントとして、「読ませる工夫、理解してもらう工夫、納得してもらう工夫」を解説します。 また、自分自身が書いた文中の論証を、自ら批判的に吟味できる力をつけていただくために、論証を批判的に吟味するときのポイントを解説します。
※第二部で使用する例文は日本語文となります。
第三部:
投資家が望んでいる英語表現(「以心伝心」が伝わらない相手と対話するための論理構成) (講師:(株)エイアンドピープル)
優れた開示資料を表彰する海外のアワードを例に、英文開示資料に求められる「わかりやすい文章」を書くための注意点をご紹介します。また受賞企業の実際の文書(招集通知など)が、どのようにわかりやすく書かれているかを分析します。
※プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。予めご了承下さい。
※一部内容が過去開催分と重複しています。予めご了承ください。