ポストエディットをご存知ですか

近年、ChatGPTなどが普及しAI翻訳の利用が活発になっています。そこで今回は、機械翻訳の1つである「ポストエディット」についてご紹介します。

ポストエディットとは

機械翻訳した内容を翻訳者もしくは校閲者が修正することです。一度、機械翻訳が行われた内容について、誤訳や訳漏れ、ニュアンスの違いがないかを確認し修正をします。人手による通常翻訳よりも時間やコストが削減され、効率が良い翻訳方法の1つです。

ポストエディットの活用について

このような便利なポストエディットでも、すべてのドキュメントに活用できるわけではありません。あくまでも機械が翻訳するため、人間の思いや意図をくみ取ることは難しいと言われています。そのため、マニュアルなどのシンプルな文書では利用できますが、メッセージ性の強い文書は、ポストエディットではなくネイティブ翻訳を強くお勧めします。

今後、さらに利便性の高いツールが登場することでしょう。ポストエディットのような便利な方法を活用しつつ、リスクも念頭にAIとうまく付き合っていきましょう。