SDGsに欠かせない国際共通言語とは?

国連総会の首脳演説が2021年9月21日から始まり、SDGsの達成に向けて意見が交わされています。

SDGsとプレイン・ランゲージには、あのカラフルなデザインとコミュニケーションのシステムの設計時点から、深い関わりがあります。

SDGsの達成には、プレイン・ランゲージが欠かせないのです。

これはどういうことでしょうか?

続きはぜひYouTubeをご覧ください。

英語圏でのマイナス表記をご存知ですか?

弊社ではIR資料の翻訳を多くお手伝いさせていただいております。その中でも今回は財務諸表を翻訳する際に、注意が必要な点をご紹介します。

日本では財務諸表において数字のマイナスを表す際に「△」が広く用いられています。しかし、日本以外の国では△はマイナスの意味として伝わりません。△の記号をマイナスとして表現するのは日本独自の文化のためです。

欧米では財務諸表でマイナスを表す際は一般的には括弧が用いられます。
例:「マイナス2.3%」の表記
日本:△2.3%
欧米:(2.3%)

英語版のIR資料内で日本形式の△を使用すると、正しい意味として読み取ってもらえないリスクがあります。また、英語圏ではパソコンで全角の文字が使用できないため、すべて半角文字が使われます。△も全角の記号であるため、△表記のままWebにアップした場合、文字化けしてしまい、欧米投資家に正しく見てもらうこともできなくなってしまいます。

弊社ではIRに精通したネイティブの翻訳者が対応しておりますので、このような文化についても読み手にとって自然で読みやすい翻訳のご提供が可能です。マイナスの表記以外にも英文のルールで不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

デジタイゼーションが変えるビジネス 新時代の価値創出

新型コロナウイルスのパンデミックによりビジネスプロセスのデジタル化が加速しています。デジタイゼーションを成功させるためには、企業はプロセスを変えるだけでなく、考え方を変えることが求められています。

エコシステム全体を考慮する視点

従来の「バリュークリエーション(価値創造)」では、自社のみが生み出す価値について語られることが一般的でした。しかしデジタイゼーションを実現するためには、外部パートナーのプラットフォームやノウハウを活用する必要があります。そのため、自社の利益を追い求めるだけでなく、自社を取り巻くエコシステム全体の利益を考えることが求められています。

1社だけで作り出す価値を過度に重視するのではなく、外部のリソースを集結させて価値を生み出すという考え方です。

消費するのではなく価値を提供する

この新しいトレンドの中で外部とのパートナーシップを確立するためには、消費するリソース以上の価値をパートナー企業に提供することにあります。搾取してしまうと、パートナー企業は離れていき、エコシステムが衰弱していきます。パートナー企業から受ける恩恵以上の価値を提供することが、自社のエコシステムの繁栄につながるのです。

パートナー企業の価値創出をサポートする

従来の物づくりの焦点は製品でした。その上で、製品レベルで利益を生み出すために、コストよりも高い売価を設定することで利益を得ていました。そこから発展し、製品を通じて生み出す価値が重視されるようになりました。デジタイゼーションが進むに伴い、「どのように価値を生み出すのか」からさらに発展し、「エコシステムの一員であるパートナー企業が価値を生み出すためのサポート」を提供して価値を創出するという考え方が主流になってきています。