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 ■ Home >People TOP > People Vol.33 取材者/嶋田 千恵

このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.33 A&People 顧問
サラ・イングマンソン
「People」第33回目は、A&Peopleの品質管理顧問であるサラ・イングマンソンのご紹介です。
ワーキングマザーとして忙しい日々を過ごしながらも、家庭との両立や健康管理に人一倍気をつかい、A&People社員からも憧れのロールモデルとなっています。
これまでの経歴や、外国語習得、英文ライティングのコツ、ワークライフバランスの取り方について等、ご紹介させていただきます。

[取材者:嶋田 千恵]
 


  Morgan Stanleyを経てA&Peopleへ、日本との関わり

― 現在と過去の仕事内容について
現在はA&Peopleのアドバイザーとして翻訳サービスの品質管理顧問を務めています。主に日本の企業様のIR資料のレビューを担当し、欧米投資家にわかりやすい訴求性のある資料を作成するために英語表現やスタイルのご提案を行っています。また、国内ではIRセミナーを年2回開催し、欧米IRの最新動向や、英文IR資料を改善するための実践方法を紹介しています。

日本の企業様にはグローバルな視点からアドバイスするように努めています。過去にMorgan Stanleyで投資銀行家やリサーチアナリストを務めたことがあり、企業財務とアドバイザリー業務を得意分野としています。また、重要なグローバルプロジェクトにおいて日本で窓口役を務めた経験や、90年代初めから日本を研究し続けてきた経験を通じて身につけた文化に対する理解や学問的手法を活かしながら、組織の運営にも携わっています。

2004年から2015年までの間、Morgan Stanleyに勤務し、最初は株式調査部門に、後に投資銀行部門に配属されました。どちらの部門でも、株式調査レポートや投資家向けの資料作成を通じて、東京とニューヨークのパイプ役を果たしました。株式調査部門では、グローバル投資家向けの資料の編集を担当し、日本に関するさまざまなアナリストレポートや戦略レポートの作成に携わりました。また、ModelWareというグローバル研究プロジェクトでは、東京のあらゆるアナリストと連携し、企業価値評価モデルの改良に取り組みました。投資銀行部門では、このようなモデルを活用して商機を開拓したり、日本の法人客向けに効果的なプレゼンテーション資料を作成したり、日本のチームと緊密に連携してROIC(投下資本利益率)、EVA(経済的付加価値)、Future Growth Value(将来成長価値)などの概念や、ROE(株主資本利益率)を向上させる施策等、欧米の価値評価方法を日本の顧客に紹介しました。どちらのポジションでも、日本の企業と海外の企業をつなぐ活動に精力的かつ創造的に取り組み、この経験は現在のA&Peopleでの品質管理顧問としての仕事に活かされていると思います。

― 日本に興味を持ったきっかけは?
日本に初めて興味を持ったのは、1993年に「ディズニー・オン・アイス」の公演で3か月のあいだ日本の各地を巡ったときです。1999年に大阪大学のフルブライト奨学生として、日本の年金危機の問題を研究するため、再び日本を訪れました。数年後、当時の研究を継続し発展させて「Corporate Pension Reform in Japan: Big Bang or Big Bust?」(日本における企業年金改革:ビッグバンか大不況か)という論文を書き、Lauder Instituteの2004年論文賞を受賞しました。

  海外投資家へ向けた、伝わりやすいIR資料制作のためには
  トレンドの把握とプレイン・イングリッシュでの翻訳が必要

― 欧米IRの最近の傾向について。
2017年現在、欧米IRの最近の傾向を表すキーワードは、「モバイル」と「ESG」(環境・社会・ガバナンス)です。IR情報の分野では、モバイル端末やソーシャルメディア向けの最適化など、インタラクティブなシステムへの対応が進められています。ESGについては、顧客(と投資家)にアピールすることから、どの企業でもますます重視されるようになっています。
これまでESG活動において主に考えられてきたのは、E(環境)とG(ガバナンス)でした。ところが特にここ数年のあいだに、企業と社会の境界が非常に曖昧になったことや、また世界的な政変によって、S(社会)がESG活動でもっとも重視されるようになりました。さらに、ESGや財務以外のデータを収集するモデルを利用する金融アナリストが増える中で、ESG関連の情報開示を求める声が高まっています。

― 投資家目線から日本のIR資料に求めるもの(改善点)は?
日本の企業に見られる大きな問題は、資料の直訳です。直訳の英語では情報が正確に伝えられず、ネイティブスピーカーは混乱してしまいます。日本語がわかる英語のネイティブスピーカーは、直訳の英語よりも、要点をはっきり理解できる日本語版のほうを好みます。今のところ、日本語をまったく知らないグローバル投資家のほうがはるかに多いのですから、わかりやすい平易な英語で情報を提供することがきわめて重要と言えます。
また日本企業の従来のIR資料はテキストが多すぎると思います。欧米企業の資料や一般の情報媒体に目を向ければ、図や動画などが多く見られます。日本企業が提供するものでも、年次報告書やプレゼンテーションなどの資料には、図や動画などがうまく取り入れられていますが、全体的にまだテキストが多い印象があります。

 

  外国語習得のために実践してつかんだ“コツ”

― 外国語習得のコツとは
日本語の勉強は大好きで、私の趣味の1つです。当たり前ですが、日本に滞在しているときのほうが勉強は楽です。時間をかけてあちこち出歩き、看板や日常的なやりとりから言葉を吸収しています。アメリカにいるときは、ビジネス本を読んだり漢字を書いたりしています。
多くの英語を学習する日本人の方と同じように、私にとって日本語で一番難しいことは話すことです。そこで、アメリカ滞在中は、通勤中や洗濯物をたたんでいるときに、日本語のレッスンを聴くようにしています。Pimsleurのようなインタラクティブに学習できるサービスが一番効果的だと感じています。

― 英文ライティングのコツについて。
英文ライティングの上達のコツは読むことです。外国語のライティングを習得するうえで重要なのはコンテキストであり、母語でない言語の場合、コンテキストを理解することは困難です。母語話者なら、何が自然で何が不自然かは聞いただけでわかります。そこで私はメールソフトに「日本語」というフォルダーを用意し、日本人の方が書いたメールを保存しています。より自然な表現方法が見つかることが多く、次に使うときに参考にするようにしています。
 

  家族の支えとリフレッシュ法でワークライフバランスの整った生活に

― ワークライフバランス、仕事と家庭両立のポイントは?
仕事と家庭を両立させるうえで、夫にはずいぶん助けられています。夫の仕事は私より早く始まり(朝7時前に家を出ます)、また私より早く帰宅します。そこで、私がスタジオから帰宅し、パソコンで仕事を仕上げている最中に、夫に夕食を作ってもらっています。私は夕食中にも仕事を続けていることが多く、そのようなときは娘の入浴の準備までしてくれます。そこまで準備してもらったら、仕事をやめて「母親としての仕事」を引き継ぐようにしています。

― 最後に、リフレッシュ法について
毎朝起きたときに瞑想しています。私は早起きで、1日の調子が決まる早朝に瞑想するのがベストです。30分間の瞑想で1日の調子が決まります。また、週に4日以上はヨガをするよう努めています。これはとても効果があると感じています。
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ちなみに、サラは現在フィットネスインストラクターとしても活動しており、元プロフィギュアスケーターとして、フィットネスは能力の開発、従業員の生産性、体と心のウェルネスに関係していると考えています。
A&Peopleでは、デスクワークが中心のため、パソコンの前に座って仕事をしている時間がほとんどです。しかし、仕事を続けていくためには健康が一番大切ということで、弊社社員も毎日10分間のエクササイズタイムを導入しています。 社員一同、今後も健康には留意しながら、お客様のご期待に沿えるよう、益々精進してまいります。

 
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