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 ■ Home >People TOP > People Vol.30 取材者/坂本 真美

このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.30 京王電鉄株式会社 経営統括本部
経理部 企画担当 課長補佐
甲斐 芙貴子 さま
「People」第30回目は、京王電鉄株式会社の経理部でIRを担当されている甲斐さまにお話をうかがいました。A&Peopleでは、約8年にわたり決算説明会資料などの翻訳をお手伝いさせていただいています。
3年前から、「経営層の思いを投資家に伝える」IR業務に携わられている甲斐さまに、現在取り組まれていること、中間管理職として複数の業務を回していく秘訣などについてうかがいました。
[取材者:坂本 真美]
 
 


  鉄道事業と不動産が利益の二本柱
  沿線に付加価値を生み出す事業も展開

―― 「京王」というと電車・バスとデパートが思い浮かびますが、現在の事業についてお聞かせください。
京王グループでは、生活関連サービス事業者として、鉄道・バス・タクシーなどを含む運輸業をはじめ、京王百貨店などの「流通業」、住宅賃貸・分譲などの「不動産業」、京王プラザホテルや飲食店などの「レジャー・サービス業」などを手がけています。営業収益では鉄道業と流通業で半分以上を占めるのですが、利益ベースでは鉄道業と不動産業が柱となっています。最近では、新宿駅に観光案内所をオープンし、新宿の京王プラザホテルの高層階客室を「プレミアグラン」として全面改装するなど、インバウンドビジネスやホテル事業の拡大を進めているところです。

―― 鉄道は利益率が高いということでしょうか。
鉄道は公共性が高いため、安全や利便性への投資は多額になります。そのため、運賃へのコスト転嫁は必要なのですが、特定地域における独占的な事業のため、運賃の変更には国からの許認可が必要です。簡単には運賃の値上げができないため、利益率はある程度の範囲内で収まっているというのが現実です。

―― 安全や利便性への投資といえば、現在、連続立体交差事業が進行中ですね。
ええ、事業主体である東京都とともに実施している10年がかりの事業で、笹怏w〜仙川駅間の7.2kmを高架化し、25箇所の踏切を無くす工事を進めています。この他、環境面への配慮にも力を入れていて、車両の軽量化や回生ブレーキの導入などによる省エネ化の推進が評価されて、2015年12月には「平成27年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」を受賞しました。

―― 首都圏には鉄道会社が8社ありますが、「京王」の特色はどんな点でしょうか?
弊社の鉄道事業は、新宿を起点とする京王線と、渋谷を起点とする井の頭線からなり、東京都西部を中心に1日約180万人のお客様にご利用いただいています。コンパクトでありながら輸送効率が非常に良い路線です。沿線には多摩ニュータウンを抱えていて、通勤通学路線という性格が強い一方、「高尾山」などへの行楽地輸送にも重要な役割を果たしています。もともと街があるところに電車を走らせたという背景もありますが、近年は「既存の街にどのような付加価値を生み出せるか」というソフト面からアプローチしており、シニア世代や子育て世代を中心とした生活支援サービスを充実させ、「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」の価値向上に重点を置いています。

  IRの地道な業務が社内・社外の接点となり
  その積み重ねが会社を良くしていく

―― 現在の業務について教えていただけますか。
弊社のIR業務は、年に2回、弊社の経営層とアナリスト・機関投資家が直接対話する「決算説明会(ラージミーティング)」を中心に、適時適切に会社の情報を外部へ発信するとともに、会社の代表として投資家と対話し、そこで投資家から集約した意見・内容を弊社の経営層や社内にフィードバックするという、内外の橋渡しの役割を担っています。IR担当への異動当初は、財務・会計の知識や経験がほとんどない状況で、非常に不安でした。業務を進めるうちに、グル―プ全体で進めている施策や将来展望等について、情報を収集することから始まることがわかり、今までに培ってきた他部署との人脈が大いに役立ちました。何事にもコミュニケーションは大切で、普段からできるだけ直接足を運んで、いろいろな人と顔を合わせるようにしています。そうした情報を基に、制作物としては、第2四半期と期末の「決算説明会資料」、四半期毎の「決算短信」や毎月の「月次営業概況」、それに個人投資家さま向けの広報誌「インベスターズガイドけいおう」などを手がけています。

―― 決算説明会の準備もされるそうですね。
11月と5月に開催される決算説明会では、会場の予約や来場者へのご案内、登壇者との打ち合わせ、経営陣のプレゼンテーション資料など、運営のすべてを担当します。決算説明会には事業説明会の意味合いもあるので、会社側の意見を集約して両方の要素をうまく伝えるには、綿密な準備が欠かせません。経営陣とは何度も打ち合わせを行いますが、ちょっとしたひと言でもその場で聞いた部長、課長、私で受け取り方が違うこともあって、そういう疑問点は共有して、早い段階ですべて解消しています。

―― とてもスピーディーに仕事を進められる印象がありますが、何かコツや工夫があれば教えてください。
スケジュール感覚を持って、先を予見しながら進めることでしょうか。毎年決まった流れの中でやる仕事が多いので、3カ月くらい先までを見通して、忙しい時期とそうでもない時期を判断して仕事を割り当てれば、ある程度は余裕を持てるんです。
ただ、たくさんの事柄を同時に進行させると、どうしても取りこぼしが出るし、人によって優先順位の判断も違ってきます。以前上司から「中間管理職になったら、自分で作業をせずにフォロー役に回りなさい」とアドバイスをいただいたことがあって、それは意識しています。また、部下が問題を一人で抱え込んでしまわないように、毎朝ミーティングで進捗状況を確認するようにしています。

―― IR担当としてやり甲斐を感じられるのは、どんな時でしょうか。
決算説明の際にアナリストや投資家の方々から的を射た質問が出た際に、会社としてきちんと答えられたときですね。今求められている双方向のコミュニケーションができる場なので、直接お会いした方から「納得できた」という反応をいただけると、とてもうれしいです。
IRという仕事は成果が見えにくい部分もありますが、私たちの地道な業務の積み重ねが、会社の各部署と株主、お客さまとを結び付けている。その小さな積み重ねがあって、会社を少しずつ良くしていける。今はそれをモチベーションに日々努力しています。

  保育園の急な呼び出しに対応できるように日頃から情報を共有
   エネルギー源は大好きなコーヒーと「嵐」のライブ

―― お子さんが2人いらっしゃって、仕事と家庭の両立は大変なことと思います。
子育てはできるだけ第三者に頼らずに自分たちだけでやろうという方針で、主人に協力してもらっています。保育園も送りは主人、迎えは私と。子どものご飯とお風呂、寝かしつけは、子どもが小さいときから主人もできるようにと仕向けてきました。私が仕事などで遅くなっても、その部分が任せられると安心できますから。あとは、子どもが体調を崩したときの保育園からの呼び出しに即座に対応できるように、日頃からこの日は忙しい、外せないという情報を共有するようにしています。
また、IR担当の社員もみな子育て中なので、お互いに助け合う心づもりでいます。私がどうしても休まなければいけないときは、やれることは全部やって後は部下に任せ、会社を出たら仕事は全部忘れて子どもに集中するようにしています。

―― 慌ただしい毎日、どのようにリフレッシュされていますか?
コーヒーが好きで、自分の好きなお店のさまざまな豆を挽いて淹れます。疲れたなと思ったら整体に行ったり、アロマオイルを焚いたり。あとは、よく意外と言われるのですが、「嵐」のライブに行くことですね。以前、新規事業を立ち上げたとき、無理がたたって体調を崩してしまったことがあって。気分転換のつもりでライブに行ってみたら、「こういう世界もあるんだ」と癒やされたというか目覚めたというか(笑)。「明日からまた頑張ろう」という気持ちになれます。
*      *      *      *       *
―― 最後に、A&Peopleへのご意見・ご要望などがありましたら。
初めてお目にかかったとき、明るくてほんわかした印象で、気持ちよく仕事ができそうだなと感じました。実際に仕事をしてみると、機動的で、てきぱきとされていて。少し難しい要望を出してもきちんと対応していただけるので、いつも助かっています。これからもお願いする機会が多いと思うので、よろしくお願いいたします。

DATA  京王電鉄株式会社 京王ホームページ  https://www.keio.co.jp/


京王線9000系

2001年に登場した、京王線の最新車両です。



ラッピング車両(高尾山)

2015年9月末より高尾山をイメージしたラッピング車両を運行しております。 昔の車両カラー(2000系)を復刻した形になっております。高尾山エリアの魅力PRに一役買っております。



クラブラウンジ(京王プラザホテル)

京王プラザホテルにおける最上級クラブフロア「プレミアグラン」のリニューアルに際し、「クラブラウンジ」の完成イメージパースです。「プレミアグラン」にご宿泊のお客様のみがご利用いただける専用スペースで、総面積535uと都内最大級のクラブラウンジとなります。

 
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