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 ■ Home >People TOP >People Vol.3 取材者/浅井 満知子
このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.3 サン・マイクロシステムズ株式会社 
政策推進営業本部 本部長 (兼)情報セキュリティ統括責任者 
中村彰二朗 様
 今回ご紹介させていただくのは、サン・マイクロシステムズ株式会社政策推進本部長の中村彰二朗様です。トップページのPeopleコンテンツにややアップのお写真を使わせていただいたのは、中村様の魅力と迫力が、なかなか写真では伝えにくいため、その活き活きとした表情だけでもお伝えできればと思い、アップの写真を選びました。
 中村様は、サン・マイクロシステムズで政府系のプロジェクトを担っておられますが、その重職を実に「楽しそうに」、そして「伸び伸びと」、更に「精力的に」 こなされています。
[取材者:浅井 満知子]
 


  地球にやさしく人にやさしく、そしてビジネスにもやさしいITとは


「この中には、ハードディスクもメモリもCPU も入っていないんですよ。だから熱も発しないし、電力消費もごくわずかなんです」
SunRay2のデモをしてくださる中村様。
サン・マイクロシステムズではまた、A&Peopleが翻訳のお手伝いをさせていただいた、「地底空間トラステッド・エコ・データー・プロジェクト」(気温の低い地底空間にデータセンターをつくり、地下水を活用した水冷方式で温度上昇を抑えるため、50%の電力消費を抑えることができる)でも、中心的な役割を果たし、環境負荷の軽減を図っています。

 業界内にとどまらず、業界外でも中村様のお名前をご存じの方は多いと思います。日本のIT改革に関する中村様の様々な活動や提言は、各方面から注目されています。また、そのフランクで真っ直ぐなお人柄で、仕事でもプライベートでも、多くの"彰二朗ファン"を獲得されています。
中村様は、毎日たいへんお忙しい日々を送られているのに、いつお目にかかっても、余裕と包容力のような安堵感を感じさせてくれます。アグレッシブではなく、いつでも前向きで、そして実に楽しそう…。その秘訣は、一体なんなのか、前々からとても不思議で、その活力の源はどこにあるのかがとても興味がありました。
  ある日、中村様のブログに、「毎日に意義を感じ、そのプロセスに意味づけすることの大切さ」が書かれており、それを読んだ私は、強い感銘を受けました。中村様が意義を感じる日々の仕事とは、どんなものなのでしょう。
 「日本のIT投資額は、アメリカに次いで世界第2位です。しかし、電子政府化の世界ランキング は低く、18位にとどまっています。そんな、日本のITのありかたを改革していかなければいけないと考えています。
 サンには、創業から『The Network is The Computer〜あらゆる人、あらゆるものをネットワークでつなぐ』、という社是があり、私たちが目指している真のネットワーク社会が現実のものになれば、例えばもともと軍事目的に開発されたインターネットが戦いのためではなく、医療連携による人命救助など、人を救うことをも可能になるわけです。教育格差の解消や、在宅型のワーススタイルの定着にもつながるでしょう。それにITによる環境負荷も……あ、実際にみてもらった方が早いか…」と、中村様は、スマートに“すっと”立ち上がると、会議室に置いてある端末「Sun-Ray」を立ち上げてデモンストレーションを開始してくれました。Sun-Rayは、ハードディスクもCPUもないシンプルな端末なので「立ちあげる」というより、テレビやラジオのスイッチのように「つける」と言った方がふさわしいのかもしれません。瞬時にそれまで中村さんがデスクで作業されていたOpen Officeの画面が出てきました。
  「僕が、自分のIDカードを差し込むと、会議室でも、米国の本社でもどこのSun-Rayからでも自分のデスクトップを呼び出すことができます。便利でしょ!San-Rayは、わずか4wで動くので、個々のパソコンが消費する電力を大幅に削減できますし、CPUがないので熱も発しませんから、室内温度も上昇させません。また、機械の更新もほぼ必要がないため、廃棄物も少なくなる。サンでは、これを活用して、在宅で仕事をする人間が増えていますが、こうしたネットワークの普及により、人の移動によるCO2の発生も抑えられます」。
 なるほど。知識として知っていたシンクライアントですが、こうして目の当たりにすると、その効率性や地球へのやさしさがよく理解できます。
 中村様のお話によれば、世界のインターネット人口は現在約12億人、毎日20万人のペースで増加し、今後45億人まで展開する見込み。その電力を賄うには、30個の原子力発電所が必要になるという試算も出ているのだそうです。ITによる環境負荷を極力軽減させることは、サンのビジョンである「あらゆる人とものをつなぐ」を達成するために、切っても切り離せないことであるわけですが、「企業の利益と成長のため」という理論ばかりが先に立ち、「社会のため」になすべきことが軽視されたり、度外視されている現在、中村様のお話からは「社会のためにITがなせること」というゆるぎない理念や信念が強く伝わってきます。当たり前のことがなかなか現実の世界では形になっておらず、国民のためにも、それを切り崩そうと戦われている姿が、その笑顔の裏にあることが想像され、熱い思いが伝わりました。そして、その壮大なプロジェクトの達成を、中村様がご自身の使命としておられることが「日々の意義」につながっているのだと強く感じました。

  対立構図を作るのではなく、コミュニティを広げていくこと


「日本には優秀なIT技術者がたくさんいます。力をあわせれば、できないことは、なにもないと思いますよ」
 「真のネットワーク社会のあり方とは」、「環境保全とビジネスとの共存とは」と、大きなスケールでものごとを考え、「毎日50cmずつでいいから前に」という強い意志で、改革を進める中村様。ブログなどでも、時々歯に衣を着せぬ発言をされていて、老婆心ながら時々心配になることがあります。
 「もっとはっきり言いたいこともあるんですけどね(笑)。いやでも、本当のところは、対立構図をつくるのではなく、『こっちの方が面白いじゃない』と、共感者を増やしていくことが大事だと思っています。一人で改革を成し遂げられる訳ではありませんから、絵本の小さな魚の『スイミー』のように、一人ひとりの小さな力をあわせて、みんなでいっしょにやっていけたらいいと考えているんですよ」。
 面白がったり、楽しむことは、どんな仕事においても大事なことですが、物事には紆余曲折があり、そのモチベーションを維持していくのが難しい場面もあります。いつも楽しげな中村様のタフな精神力に感服するとともに、少しでも見習っていければと思います。

  スピーディーさ、リーズナブルさ、柔軟さ--A&Peopleを選ぶ理由


「一度もクレームつけてないじゃない(笑)」
中村様は、人の笑顔を引き出すのもお上手です。
 さて、A&Peopleは、「地底空間トラステッド・エコ・データセンター・プロジェクト」など、中村様が統括されているプロジェクトのニュースリリースやプレゼン資料の英訳をお手伝いさせていただいています。
この取材では、毎回、当社を選んでくださる理由をお客さまにお伺いしています。もちろん、満足いただけていない点があれば、遠慮なくご指摘いただき、このページで公表したい旨のお願いもしています。今回、私が遠慮がちに「もしご期待にお応えできていない点があれば…」と、やや緊張気味に問いかけるやいなや、「満足してますよ〜!今まで一度もクレーム付けたことないじゃない(笑)」と、私の語尾とかぶるように即答いただき、一気に場がなごみました。
 中村様は、こんな風に、その場の緊張をとっさに読み取り、“笑”に変える"天才"でもあります。『感謝感激!』です。
 「政府系の文書だから難しいと思いますが、納めてもらった翻訳文は特に問題もなく本社へ配布しています。急な仕事でも、柔軟に対応してくれて、なおかつスピーディであり、リーズナブル。専門用語がわからなければ話になりませんから、その方面にも強く、内容をよく理解して翻訳をしてくれているのでいつも安心しています」。
 A&Peopleは、設立当初からIT関連の翻訳に力を入れ、そうしたお客さまからのお仕事のお手伝いをさせていただいてきました。お客さまの期待を裏切らないために、実績だけを頼りにすることなく、目まぐるしく変化する業界の中で、今後更に進化していくIT社会に感度の良いアンテナを張っていくことの重要性を再確認しています。それと同時に常に、第一線の情報を理解し習得している翻訳者とよりよい関係を築くことの重要性を感じています。
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  サンの政策部長であると同時に、常に問題意識を持ってブログでそうした意見をしたためられたり、政府への提言とその活動、大学講師としてIT技術者の育成、その他、多くの講演でスピーカーとして立たれたりと、一人何役もこなされておられる中村様です。 お休みはいつ取られているのだろうと思うほど、お忙しい日々を送られているはず(?)ですが、日曜日だけは休みを取るよう、心がけていらっしゃるそうです。貴重なお休みには、ゴルフなどで気分転換を図ったり、その他のリフレッシュ法は、地方出張だそうです。
「毎週必ずと言っていいほど出張がありますから、体力的にはきついんですけど、精神的にはいいリフレッシュになっていると思いますよ」
移動の交通機関の中で、車窓から流れる地方の風景を眺めながら、きっと、中村様流の「面白いこと」をあれこれ考え、アイディアをめぐらせていらっしゃるのだろうと思いました。
 中村様、お忙しい中、誠にありがとうございました。次回は、イオン株式会社のコーポレートコミュニケーション部長 小玉毅様にご登場いただきます。

DATA  サン・マイクロシステムズ株式会社  http://jp.sun.com/    彰二朗のブログ2  http://blogs.sun.com/tonics/

 
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