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 ■ Home >People TOP >People Vol.25 取材者/菅井 沙紀
このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.25 キューアンドエー株式会社執行役員
広報・秘書部長
安達あけるさま
「People」VOL.25は、ICTデジタル製品(パソコン、プリンター、情報家電、通信機器など)に関連して生じる故障などのトラブルや接続、操作や利用・活用にかかわる疑問などを解決するICTサポートサービス事業を展開しているキューアンドエー株式会社執行役員 広報・秘書部長の安達あけるさまにお話をうかがいました。 A&Peopleでは、これまでに会社案内などの翻訳をお手伝いさせていただいています。 同社初の女性執行役員でいらっしゃる安達さまに、これまで携わられてこられた秘書業務と広報業務について、また女性が、どういう風にしてキャリアアップしていくのか、どのようなスキルを身に付けるべきか、うかがいました。    [取材者:菅井 沙紀]  


  25年以上の秘書業務を通じて経営側の視点を身に付ける
  突然任された広報業務で頼りにしたのは社外の現場の声


―― キューアンドエーの業務について簡単にご説明いただけますか?
「オンサイト(訪問)サポートサービス」、「コンタクトセンターサービス」の2つのコンタクトポイントを核に全国でサービスを展開し、お客さまの状況に合わせた方法(訪問・電話・メール・パソコンの遠隔操作など)でメーカーや機器の種類を問わずにワンストップでサポートする「ワンストップ・マルチベンダー/クロスカテゴリー」のソリューションを提供しています。

―― 安達さまは、長年秘書をしてこられたそうですが?
元々は金融出身で、当時の東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)の為替ディーラーのアシスタントとして憧れの外国為替の世界に身を置いていたんですが、配偶者の海外転勤により退職を余儀なくされ、約6年間イギリスで暮らしました。帰国後、仕事に復帰しようと新しい雇用形態の人材派遣会社に登録して待機していたところ、東京銀行のOB雇用部門から役員室で働かないかと声をかけていただき、受付・役員室業務をメインとした秘書のお仕事に携わりました。
実は、この時点では気を使う業務が性に合わず、非常に窮屈な環境に押し込められたような世界だと感じていたところ、タイミング良く派遣会社から車両輸入会社(BMW)の人事部採用アシスタント業務のオファーがあり、転職しました。3年ほど経ったころ、本社が幕張に移転することになり、通勤の関係で転職を考えていたところにまたまたタイミング良く日本ソフトバンク(現:ソフトバンク)社長/会長を歴任した方の秘書をやってみないかと話があり、気軽な気持ちで受けたんです。
いざ始めてみると、当時の優良企業のトップや外資系日本法人企業でIPOを実現させた有名経営者や、自分では到底会えない雲の上の人たちなど、その方のあまりの人脈の広さに驚きの連続でした。成功する経営者や失敗する経営者がいたりして、「経営者に求められる必要な資質」を感じながら、秘書としてどう振る舞ったらよいのかを独学で身に付けようと必死で続けていたら、ほぼ10年が経っていました。それが私の本格的な秘書の原点です。
キューアンドエーには2001年に入ったのですが、ちょうど訪問サポートとコールセンターを行っていた会社が事業統合をし、事業拡大を目指していた時期で、会長、社長の秘書、その後秘書室長を務めました。海外では役員秘書は“セクレタリー”ではなく“エグゼクティブ・アシスタント”と呼ばれ、役員の仕事をサポートします。スケジュール管理や出張手配、来客対応やお店の予約だけではサポートにはなりません。
私も経営側の視点で、思ったことはどんどん口にしてきました。運良く当社の役員は私の言葉に耳を貸してくれる方々で、「秘書の分際で!」と辞めさせられこともなく(笑)、2012年には秘書と兼務で総務部門と広報部門の統括を任され、総務の業務改革に注力し、購買統制、全国のオフィスロケーション統合などこれまでやったことのないお仕事を経験させていただきました。

―― 昨年前からは広報活動で、外部からの反響などかなりの効果を挙げられたそうですね。
2013年から広報業務をメインに手がけるようになったのですが、広報はまったく初めてで何をすればよいのかさっぱりわからず、最初は途方に暮れました。今はまずインターネットや本で調べるという方が多いと思いますが、私の取り柄は「人に会うこと」。つてを頼ってとにかく他企業の広報関係の方にお会いして現場の生の声をお聞きし、どんなことをすればいいのかを学ばせていただきました。
メディアにつながったのもそうした方々のおかげで、BS-TBSの「グローバルナビフロント」やテレビ東京の「ガイアの夜明け」などで弊社を取り上げていただけました。テレビの影響はとても大きく、会社の知名度が上昇し、社員のモチベーションも高まって、業務にいい影響が出ています。今思えば、経営視点に立つという意味でも、秘書も広報も表裏一体で、共通する点が多く、いろいろな場面で長年の秘書経験が役に立ちました。

  100名を超す秘書ネットワークは互いを高め合える場  
  今後は女性のキャリアアップ支援も


―― 秘書のネットワークの発起人でもいらっしゃいます。
社長同士は知り合いでも、秘書同士は電話やメールのやりとりだけで会うことはめったにありません。30代半ばに、他社の秘書の方はどんな風に秘書業務をこなされているんだろう?と興味を覚え、秘書の秘書による秘書のための交流会を思い立ったんです。最初は“ひしょひしょ話の会”という数名の集まりでしたが、定期的に開催しているうちに口コミで広がり、会の名前も「東京セクレタリーズ」と改めまして10年で100名を超えるネットワークにまで広がりました。
今はインターネットや教科書で情報はいくらでも入りますが、生の声を交換することによってより実態に合うノウハウや手法を学べ、また刺激を受けて互いを高め合える場ともなっています。役員に就任してからは、外部の若手女性から「どうやったらキャリアアップできますか」とアドバイスを求められることが多くなりましたね。

―― 女性のキャリアアップ支援にも取り組まれているそうですね。
「秘書は専門職だから管理職にはなれない」とも言われてきました。私自身は、部長職を経て弊社初の女性役員となりましたが、それは会社から総務や広報を任されたからで、ラッキーだったんです。
キャリアアップというのは、やるべきことをやった結果ついてくるものだと思うんです。私の場合は、結婚を機に退社して海外生活を経験できた“第一の幸運”に始まり、元ソフトバンク社長・会長の秘書に就いた“第二の幸運”、そして現職の“第三の幸運”と、とにかく“幸運”に恵まれました。その度に、経験のないことでもくじけずに取り組んだことが自然とステップアップになったと思います。
女性役員の起用は進めていくべきだし、これからますます進んでいくと思います。その支援の一つとして取り組んでいるのが、弊社ホームページに掲載している『The対談』です。起業した女性経営者や、業態は違えど活躍しているロールモデルの女性の姿からこういう仕事がしたい、こういう存在になりたりという意識や目標をもってもらえれば何よりです。
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―― 最後に、管理職と女性らしさのバランスをどのように保たれているのか、秘訣を教えてください。
接遇の心構えやマナーは秘書業務を通して身に付きました。マナーとは、自分はもちろん、みんなが気持ちよくなるものだと思っており、会社でもマナー教育に力を入れています。秘書、広報は会社の顔ですし、その姿を見て私のことを“女性らしい”とおっしゃってくださるようですが、社内では恐がられているんですよ(笑)。そしてプライベートは完全に「オフ」なんです。ほぼノーメークで平気で外出しちゃいますし、寝巻のままコンビニに行ってしまったり…。自分自身に気を使わない時間や場所を作ることが強いて言えば、それがバランスを保つ秘訣かもしれません(笑)。


DATA  キューアンドエー株式会社 http://www.qac.jp/

 
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