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 ■ Home >People TOP >People Vol.24 取材者/坂本 真美
このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.24 明治ホールディングス株式会社
IR広報部IR広報グループ 係長
千葉 小夜さま
「People」第24回目は、明治ホールディングス株式会社 IR広報部の千葉さまのご紹介です。A&Peopleでは、海外投資家向けの決算資料やプレゼンテーション資料の英訳をお手伝いさせていただいています。
大手リーディングカンパニーであり2万5千人超の社員を抱える大所帯の中で、わずか5人のメンバーでそのIRをこなされていらっしゃる千葉さまに、現在取り組まれていること、膨大なタスクを手際よくこなす秘訣などについてうかがいました。
[取材者:坂本 真美]
 


  2009年に製菓と乳業の2社が経営統合
  最新の中期経営計画では、海外事業の強化がテーマの一つに

―― 「明治」といえばまずお菓子!というイメージがありますが、現在の事業についてお聞かせください。
よく知られているのは「明治製菓」のお菓子や「明治乳業」の乳製品だと思いますが、2009年に両社が経営統合して明治ホールディングスが誕生し、2011年には傘下の事業会社が「明治」と「Meiji Seikaファルマ」に再編されました。
「明治」では最近、高齢者向けの栄養食品「メイバランス」(ドリンク/ゼリー)、乳酸菌の機能性に注目した「R-1」などのプロバイオティクスヨーグルト、高カカオポリフェノールのチョコレート「チョコレート効果」など、“健康”をキーワードにした製品が注目されています。
また「Meiji Seikaファルマ」では、感染症領域や中枢神経系領域、またジェネリック医薬品の開発、製造、供給などを行っています。
どちらも同じ「meiji」のロゴを使用しており、明治グループの世界中でお客様の「食と健康」に貢献するという理念のもとに、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い層に向けて製品を開発・販売しています。

―― 2015年度には新たな中期経営計画を打ち出されました。食品事業は海外での成長にも注目が集まっているようです。ポイントを簡単にご説明いただけますか?
新たな中期経営計画では、「成長の加速とさらなる収益性向上」を重点テーマとし、基本方針の一つに「グローバル展開の推進」を掲げています。弊社の連結売上高に占める海外比率はまだ5%足らずです。
現在、食品部門は製造販売の子会社がある中国とアメリカ、それにシンガポールやタイをはじめとするアジアで事業を展開しています。いくつか例を挙げれば、「ハローパンダ」や「きのこの山」(ちなみにアメリカでは「Chocorooms」)などのチョコスナック、ブルガリアヨーグルト、牛乳などです。アジアでは甘いヨーグルトが主流ですが、近年は健康志向が高まり、酸味のあるプレーンタイプの需要が伸びていますし、常温保存が可能なLL(long life)牛乳が主流の中国では、今後フレッシュな牛乳の市場拡大の余地があると考えています。

  ホールディング会社としてグループ全体のIRを担当
  コミュニケーションを駆使して情報を入手・発信

―― 企業におけるIRの重要性が高まっています。千葉さまにとってIRとはどういうものでしょうか?
以前勤めていた会社でIRという仕事を知りました。それまで経営や財務については詳しくはなかったので当初は不安の方が大きかったですが、実際に携わってみると思った以上にコミュニケーション力が求められる仕事だと気付きました。会社の数字を使って会社の将来像を語る、会社の代表として社外の方と対話していくという責任の重さにやり甲斐、面白さを感じ、その後IRに携わり続けています。
IRは伝えたい情報を一方的に発信するだけでなく、相手が理解できるように伝えなければならないし、株主の疑問にも応えなければならない。外部のニーズをつかみ、社内の情報を収集し、求める形の情報がなければ社内でその必要性を訴えるなど、そのすべてに双方向のコミュニケーションが求められます。社内の考え方と社外が求めるものの溝を埋めていくにも、コミュニケーションの頻度はもちろん、そのやり方を工夫することが私たちIR担当の課題だと思っています。

―― IRは、決算や財務報告以外にも、さまざまな業務があると思いますが。
そうですね、決算対応業務以外ではIRの企画担当としてIRの年間スケジュールの作成や投資家を対象としたイベントの企画なども手がけています。
2015年は、経営トップが海外の投資家と対話する「海外ロードショー」を初めて実施したのですが、どこでどの投資家を訪問するか、メンバーや実施時期はどうするかなどの企画立案から担当しました。これまでも提案はしてきましたが、新たな中期経営計画を発表したのを機にようやく実現に至りました。社長にイギリスのロンドン、エジンバラを訪問していただいたのですが、投資家の方々は事前に決算書や資料(A&Peopleに翻訳をお願いしたものです)を熱心に読み込まれていて、こちらの想像していた以上に株主・投資家のグローバル化が進んでいることを実感しました。

―― ご苦労も多いと思いますが、どういう時に達成感を感じられますか?
社内と社外の間に立っていますので、考え方が異なる場合はその溝を埋めていくのにパワーが必要です。例えば、適切な情報開示や透明性の向上といっても、手元の情報を全部公開すればいいということではありません。その情報の重要性や中期経営計画との関係性、タイミング、関係部署の確認など、あらゆる側面を考慮していく必要があります。他企業のIR担当の方たちとの情報交換の機会もありますので、会社によって事情は異なりますが、これは弊社にフィットするかなという部分は参考にさせていただいています。
やり甲斐を感じるのは、伝えたことがきちんと相手に理解されたときですね。やり甲斐と同時に、IRの責任も感じますけれど。

  仕事をスムーズに進めるコツは
  スピード感・シンプルに考える・再現性

―― テキパキと仕事を進められる印象が強いのですが、仕事をする上で工夫されていることはありますか?
そうですね、スピード感・シンプルに考える・再現性のある仕事をするという3つのことを大事にしています。どういう点を重視すれば、自分らしさを発揮しながら仕事がうまく進められるかと考えて、出てきた答えがこれです。
スピード感については、まずは関係者が誰なのか、そこにどうアクセスするのか、どのような手順で進めると効率的かなどの観点でタスクに優先順位を付け、プロセスの全体像を頭に描きながら進めています。また、シンプルに考える=本質を見極めれば、例えば目的が何かを考えれば、自ずとすべきことが絞られてきます。また、IRは会社の代表として仕事をしている以上、担当者によって対応に差があるようではいけません。そのために、何かをやり終えたら記録を作成するなど、自分にせよ他人にせよ次回はよりスムーズに事が運べるよう、常に検証作業を心がけています。こちらは、忙しさを理由に徹底できていない部分もありますが……。

―― 仕事との家庭の両立、忙しい中でのリフレッシュ法についてお聞かせください。
リフレッシュ法は、何もしない時間を持つことでしょうか(笑)。仕事と完全に離れ、家でゆっくりワインを片手にボーッとテレビを見る、本を読む、それが至極の時間ですね。また、共働きなのですが、時間があるときは夕食を作りますが、忙しい時期は外食(といっても駅前でラーメンのことも多いです)で済ませるなど、無理にがんばらないことにしています。
女性にはいろいろとライフイベントもありますし、みなさんそれぞれに不安もあることと思います。でも、先のことを今悩んでも仕方がないし、今できることに全力で取り組めばいい、そう私は考えています。やってみて分かったり、解決したりすることも多いですから。他人と比べるのではなく、自分がどうしたいか、それに向かっているか、それが大事だと思います。
*      *      *      *       *
―― 最後に、A&Peopleへのご意見・ご要望などがありましたら。
コミュニケーションの中でも、文書は発表した途端に一人歩きするので、とくに注意が必要だと思っています。日本語の文章をそのまま訳したのでは内容がうまく伝わらない場合もあるので、英語の資料は英語として理解できるものにしようと意識しています。
例えば、商品数の絞り込み戦略を日本語では「商品数の最適化」と表現していたのですが、これを直訳したのでは、増やすのか減らすのかが伝わりません。その点、A&Peopleさんは弊社の方針に合わせて意訳してくださったり、別の表現を提案していただけたりで、とても助かっています。グローバル展開に伴い英文の資料も増えていくと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

DATA  明治ホールディングス株式会社 グローバルサイト  http://www.meiji.com/global/

 
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