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 ■ Home >People TOP >People Vol.11 取材者/堀越 佳代子(担当コーディネータ)
このコーナーは、ビジネス界で活躍されている素敵なPeopleをご紹介しています。A&Peopleは、そうした素敵な方々と業務と通じて、微力ながらお役に立てることを誇りに思っております。
VOL.11 日揮株式会社
管理本部総務部 英文サービスチーム マネージャー
梅津 政幸さま
「People」第11回目は、日揮株式会社 管理本部総務部 英文サービスチームの梅津さまのご紹介です。A&Peopleでは、英語、中国語を始め、フランス語・ドイツ語・ロシア語などの他言語の技術翻訳をお手伝いさせていただいています。
梅津さまは、30年間近く翻訳業務に携わられている、私たちにとってのまさに“大先輩”。今回も、社内翻訳者だからこそ要求される点など、興味深いお話をうかがえました。
[取材者:堀越 佳代子]
 


  エンジニアリングとは、トータルなシステム化


国内ではトップクラスの自負。社員が目指しているのは、世界で5本の指に入るエンジニアリングカンパニー
日揮株式会社は1928年の設立(当初は日本揮発油株式会社)以来、石油精製・石油化学プラントのエンジニアリング事業を展開している、日本トップのエンジニアリング会社。柱であるEPC(Engineering-Procurement-Construction)事業では、石油・ガスのエネルギー分野に加え、医薬品、環境、IT、医療福祉など、幅広い分野で設備の設計・資機材調達・建設を手がけられています。
「石油やガスなどのエネルギー関連設備の建設地は、砂漠など環境が過酷な地域がほとんど。どんな条件下でも工期と予算を厳守して、顧客の要望を満足させるプラントを完成させるのが弊社のエンジニアリングサービスです。30年ほど前からは一般の産業施設、たとえば発電や清涼飲料工場、医薬品工場に医療研究所、それに老人ホームや病院なども手がけています」
日揮のEPC事業では、手がけるスコープも広がっていて、最近では計画段階から運転後のメンテナンスに至るトータルなエンジニアリングを展開されているそうです。

「事業計画を立てる段階から、つまり設計前の段階からコンタクトをとり、顧客のニーズを引き出す、さらに運転段階、その後のメンテナンスも引き受ける。そういうトータルなエンジニアリングを提供するケースが増えています。かかわるプロセスが多いほど、ユーザーが必要とする経済性と合理性をスムーズに実現できますから」

長年の石油・ガスプラントで培ったノウハウと技術は、今や世界最大の関心事である環境保全にも活かされています。なかでも注目されるのが、プラントから排出されるCO2を地中深くに埋めるCCS(CO2の回収・地中貯留)技術で、アルジェリアに世界で2例目の大型CCSプラントを設計・建設するなど、世界各国の企業と連携してCO2排出量削減に積極的に取り組まれています。

さらに、とくに中東において資源開発や造水・発電への事業投資も進められているとのこと。こうした非EPC事業はEPC事業で培った技術・経験を活かしたもので、日揮が資源・環境というグローバルな課題に積極的に取り組んでいる姿勢がうかがえます。

  社内スタッフに求められる翻訳


「書き手の意図を読み取り、読み手に伝わる翻訳を仕上げます」
梅津さまは、翻訳スタッフとして日揮に入社され、30年近く社内の英訳を担当されています。エンジニアは英語力を持ち合わせていることが前提条件となっているため、和訳のニーズは基本的にないのだとか。最近では留学経験がある、海外の大学を卒業したという新入社員も増え、英訳そのものよりは、ネイティブチェックの依頼が増えているそうです。
「一つの分野であれば、30年も経験を積めばかなりのレベルに達するでしょうが、なにしろ分野が多岐にわたり、新しい技術も出てくるので、今も勉強の日々です。社内翻訳は、外注と違って、わからない部分を確認したり、本人の所へ出向いて説明をしてもらうことが可能です。その点では、フリーランスより恵まれていると言えるでしょう。ただし、そういう環境にあるからこそ、きちんとした翻訳が求められるんです。エンジニアは忙しい中で元原稿を作成するので、他人にはわかりにくい部分もけっこうある。それでも何を言いたいのかを確認し、日揮のエンジニアが見て違和感のない翻訳に仕上げなくてはなりません」

「なんとか期日に間に合わせ、朝いちばんで手渡して感謝された時に、充実感を覚えます」
その確認作業には、専門的な表現にいろいろな言い方がある場合、日揮ではどの語を使っているのか、名詞が単数・複数のどちらなのか(日本語には区別がないが、英訳時に必要な場合もあるため)といった細かい点も。また、この分野なら誰に聞けばよいかを把握し、気軽に話を聞ける関係を築くなど、社内のネットワーク作りも大切にされているそうです。
 
今回のインタビューで、梅津さまの専攻が工学でご自身もエンジニアだったことが判明、英語一筋という印象を(勝手に)抱いていたので、少々驚きました。
「原子力関係のエンジニアとして就職したものの、自分には向いていないと感じていたんです。英語は学生時代から好きで、翻訳に興味がありました。その後、機会に恵まれて、日揮に翻訳スタッフとして中途入社したんです。当初はもっぱらエンジニアリングの設計書や仕様書の翻訳でしたが、慣れてくるともっと幅を広げたいという欲が出てきまして。そんなとき、会長・社長のスピーチやレターの英訳を依頼されたんです。大変でしたけど、そちらの方がおもしろかったし、もっと勉強しなきゃという意欲をかき立てられました。技術的な文書にはない感情を伝える表現が出てくるし、どうすれば意図がうまく伝えられるか、ここは強く、ここは抑えてという駆け引きもありますし。ただ、どうしてもネイティブにかなわない部分はあるので、必ず目を通してもらっています。ネイティブの発想を知るにはこれが大切なんです」
 
英語力だけでなく、文章力でも高度なテクニックが要求されるスピーチ原稿が依頼される、またその大変な作業をおもしろいと思える、改めて梅津さまの実力と人望の厚さを実感いたしました。

  変更に対処できるコーディネーション力に満足------A&Peopleへの期待


「ふらっと訪ねたのでは「こんなものか」で終わってしまう。必ず事前にガイドブックで下調べを」
「弊社では、原稿を完成した状態で渡せないことが多く、仮原稿で翻訳を依頼して、作業の途中で変更や修正をお願いすることがあります。そういう進め方でも対処してもらえることが私たちの要求点なのですが、A&Peopleさんはコーディネーションが本当にしっかりしていて、安心してお願いできるので助かっています」
翻訳作業の難しさを人一倍理解されている梅津さまから評価のお言葉をいただき、コーディネーター冥利に尽きます。
「英文サービスチームはネイティブを含めて4名、そこに広報文書と契約書以外の英訳依頼が全社から来るので、手一杯になることもあります。そういう時も、お願いできる会社があるので心強いですし、頼りにしています」
こちらこそ、梅津さまからは毎回多くのことを学ばせていただいています。それを活かして、これからもご期待に添えるコーディネーション、翻訳を提供させていただきます。
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期日が迫ると、夜中の12時近くまでパソコンの前で作業することもあるという梅津さま、休日はどんな方法でリフレッシュされているのでしょうか。
「実は1年ほど前に社内の人の誘いで『古都鎌倉を愛する会』に入りまして、鎌倉の寺を訪ねるうちに日本の古いものや歴史に興味を覚えるようになりました。休日には、ガイドブックを片手に自転車で上野や谷中の寺社・史跡を訪ね歩いています。調べてみると、自分の生まれ育った下町にもいろいろな史跡があることがわかって、そうなると実際に見たくなるんです。つい最近も、近所の寺にある“黒門”が上野の寛永寺から移築されたもので、上野戦争(戊辰戦争の戦いの一つ)の弾痕が残っているとガイドブックで知り、すぐに確かめに行きました。弾痕を目にした時は、歴史が身近に感じられました」
 
下調べを怠らず、自分の目や足を使って確認する所は、仕事でもプライベートタイムでもお変わりないようです。

DATA  日揮株式会社  http://www.jgc.co.jp/jp/index.html

 
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